『交信』

現代詩双書1

1,000円

(税別)

処女詩集。「万物照応」がベースにある。この世のすべては互いに関係し合い、共鳴し、それぞれの部分が全体を映し出すという考えをモチーフに詩作している。植物や昆虫、魚、樹木など、その小さなもののなかに宇宙全体を映す鏡として描き出す。光るキノコ、サクラマス、クモ、トンボ、ウメ、モクレン、マリーゴールド、牛など、身近な対象物が物語性を帯び、宇宙的広がりを感知させる。さらにその静謐な世界には批評眼も潜ませている。

出版社

㈲本多企画

発行年

2006年3月1日

頁数 

105頁

サイズ

163×112mm

  • 陰浅葱の背景色に水の波紋のが広がっている表紙
  • 裏面

その他の著作

『カタルタ』

詩集

¥2,000

(税別)

自然をモチーフにしながら存在の不安や確かさを問いかける。巻頭詩「抜け殻」に始まる〈Ⅰ〉は、変哲もないモチーフを選びながら、日常から非日常へと飛翔するメタフィジカルな詩空間を作りあげる。〈Ⅱ〉は、「渡海」など自らのルーツへの固執がうかがえ、重い主題が並ぶ。告白的な衝動をともなった内景を描いている。〈Ⅲ〉では、「消えたトポス」をはじめ、知的パズルを思わせるような展開のなかに、古典文学や絵画、科学など他のジャンルを研究していくような深さを堪能できる。

詩集カタルタ

『哀調の旋律―柳田國男の世界』

評論集

¥2,000

(税別)

『遠野物語考』ほか9編の論考を収録。柳田國男の採話、紀行文、抒情詩、椎葉での足跡、風景論など、著作と思想、その人生を丹念に追い求めている。文学や哲学、深層心理学、文化人類学などの視点を援用し、多面的に柳田國男をとらえ直そうとしている。長年の調査研究と膨大な知識で独自の世界を築き上げ、学術的要素も多い。「民俗事象の比較研究や文化伝播の足跡より、民俗事象の現代的意味を探る傾向が強い」(あとがき)。第23回宮日出版文化賞(宮崎日日新聞社主催)受賞。

評論集哀調の旋律-柳田國男の世界

『ひむか伝承異聞―記憶への旅』

随筆

¥2,000

(税込)

身近な地域に残る石仏・石碑や寺社をはじめ、宮崎県内を廻り、通説の由来に疑問を投げかける。人類発生以前の記憶を視野に入れて、根源的な関係性まで想像力を広げていく。「伝承や祭事に表れる象徴や比喩を類推し、想像、創造していく面白さが民俗学にはある。自然界のことばや地名、方言、祭事などから語源をさぐり、古代人の生活を浮上させる」(あとがき)。朝日新聞宮崎地方版に掲載したコラム(10編)と、宮崎民俗学会誌「みやざき民俗」に投稿した論考(2編)からなる。

随筆ひむか伝承異聞―記憶への旅

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